【MTG】偽物の見分け方と買ってしまった際の対処法

MTG(マジックザギャザリング)

どうも、Monozukiです。

今回は大人気トレーディングカードゲームMTGに存在する【偽物】について、どのように見分ければいいのか、買ってしまった際の対処法について私の体験談を踏まえながら書いていこうと思います。

【偽物の特徴と見分け方】

今までに2度偽物を入手したことがあるのですが、カードを手にした瞬間に『違和感』を感じました。

そんな違和感なんて言われても…と思うかもしれませんが、普段カードを手にしている人が見れば同じように感じるでしょう。

直感的に『何か変だぞ?』と感じた時は要注意です。

それでは通常のカードとの違いを説明していきますね。

  • 印刷
  • 質感、手触り
  • 重さ
  • 光の透過具合

『印刷』

MTGのカードは細かいところまで鮮明に印刷されているのが特徴です。

どんなに小さな文字でもしっかりと印刷されているため、『文字が潰れて読めない』や『印刷がぼやけている』といったことにはならないのです。

上が偽物  下が本物

例えばこの写真を見てもらったらわかるように、上と下では明らかに印刷の質が違いますよね。

全体的に印刷がぼやけているので文字も読みずらいと思います。(画質の問題で下もぼやけていると言われそうですが…)

その他にも色合いが通常のカードと違うことが多いようです。

私が購入したカードは通常の物と比べると、印刷が薄い(淡いような)のが特徴でした。

おそらくそれが原因で『このカードなんか変だな?』と感じたのだと思います。

ただし、これだけで『偽物だ!』と決めつけるのはどうなの?と感じると思います。

そこでこちらの【スマホ用拡大鏡】を使用して、細かいところまで確認していきましょう。

上の写真を見比べてどう感じますか?

【上の写真は鮮明】【下の写真はぼやけている】と感じたと思います。

結果は言うまでもありませんが

上が本物下が偽物です。

(こんなに細部まで確認できる【スマホ用拡大鏡】が1,000円そこそこで買えることにも驚きですよね。)

 

『質感、手触り』

質感に関しても偽物には違和感があります。

私が過去に入手した偽物は【Grim Tutor】と【魂の洞窟】でした。

そしてこの二枚の質感は全く違うものでした。

まず【Grim Tutor】の方ですが

  • 表面 = テカテカ、ツルツル
  • 厚み = 本物より少し厚い
  • 硬さ = 本物より硬い

私は恥ずかしながら、このカードを実際に手にするまで偽物だと気が付けませんでした・・・無念

実物はやけにツルツル、テカテカしていて瞬時に『偽物かぁ・・・』と気が付けるレベルのお粗末なものでした。

カードの厚みも通常より分厚く、他のカードと重ねてシャッフルしても側面からどれがGrim Tutorかわかってしまうほどでした。

(側面からの写真を残せていないので見せることができません!ごめんなさい。)

カードの硬さも分厚いため硬くなっています。

 

 

次に【魂の洞窟】の偽物について

  • 表面 = ザラザラ、ボコボコ
  • 厚み = 本物と同じ
  • 硬さ = 本物より少し柔らかく、曲げるとペコペコする

こちらの偽物は先ほどのものとは違い表面がザラザラ、ボコボコした感じでした。

厚みに関しては通常のものと変わりはありませんでしたが、カードが妙に柔らかく、曲げようとするとフニャフニャ?ペコペコする変わった感触で違和感があります。

それでは次に重さです。

『重さ』

重量測定は偽物を見極めるうえで有効な手段のひとつです。

<重量の目安>

通常 1.7~1.8g 程度

Foil 1.9~2.0g 程度

こちらの『沼』は目安通り1.8g程度ですね。

次に問題の『魂の洞窟(偽)』ですが、1.64gと目安よりずいぶんと軽いです。

このように偽物は本物に比べ重量が軽い、もしくは重いことが多いようです。

上記の目安を参考にするといいでしょう。

計量器に関してはこちらを使用しています。

上記リンクから購入される場合は問題ないですが、別のものを選定される場合は計測できる重量をしっかり確認してください。

最小0.01g単位から量れるものでないと意味がありません!

 

『光の透過具合』

カードを携帯のライトで照らすことで光がしっかり透過するかを確認しましょう。

こうすることで光を通すかを確認します。

こちら光を通してはいるのですが、少し弱いです。

同じように本物のカードをライトで照らすとこのように透けます。

ただし、光を通せば安心と言われていた時代はもう過ぎてしまっています。

偽物を作る側も日々進歩しているため、その辺の対策はしているようです。

これに関してはあまりあてにしすぎないよう注意しましょう。

お勧めは印刷の確認ですね!(拡大鏡を使うやつです。)

【偽物を買ってしまった時の対処法】

偽物を見抜けるようになったとしても、買う時に実物が見れなければ判断が難しいのは事実です。

買ってしまった場合にどうすればいいのかを紹介します。

  • ショップで購入したカードが偽物だった場合
  • メルカリやヤフオクなどで偽物を購入・落札してしまった場合

『ショップで購入したカードが偽物だった場合』

ショップで購入したカードが偽物だと判明した場合、購入したショップに連絡をしましょう。

『偽物の可能性があり、返品をお願いしたいです。』という旨を伝えましょう。

そのあとはショップの指示に従ってください。

私がショップで購入した際はこれで返品対応していただきました。

 

『メルカリやヤフオクなどで偽物を購入・落札してしまった場合』

どちらかというとこちらの方が厄介ですよね。

私の場合はヤフオクで偽物を落札してしまいました。

落札した際の実際の画像です。お納めください・・・(笑)

偽物が多く出回っている今、このように落札してしまって困っている人は意外と少なくないと思います。

『偽物とつかまされた!!どうしよう!?』と焦る気持ちはわかります。

そういう時はまず落ち着いてください。

『間違えても受取評価をしてはいけません』

(これが実は一番大切です。)

取引画面からメッセージを送りましょう。

でも、こういう時なんて送ればいいか悩む人もいると思いますので、私が実際にやり取りした際の画像を公開しちゃいます。

正直恥ずかしいですが、何かの役に立てばと思います( ̄▽ ̄;)

これが正しい!ということではないですが、これくらい言わないと逃げる出品者は結構いるようです。

あきらめずにメッセージを送りましょう。

 

メルカリに関しても偽物だった場合しっかりお金は返ってきます。

メルカリの【ルールとマナー】にこうあります。

【禁止されている出品物】

偽ブランド品、正規品と確証のないもの

さらに

偽物を出品することは当然違反ですし、返品対応をしないのも違反です。

偽物を買ってしまった場合はメルカリに連絡して解決してもらいましょう。

【高額カードの購入は大手ショップがおすすめ】

MTGには高額なカードが多く存在します。

そんなカードを購入するときだけでも

信頼できるショップから購入しましょう。

(※私が過去に実際に利用したことがあるショップしか乗せておりません。)

ショップで購入すると高くついてしまいますが、リスクは少なく状態に関してもしっかり明記されている分、安心感があります。

ですので何度もしつこいですが、高額カードは信頼できるショップで買いましょう!

~宣伝~

『高額カードを買いたいけど、お金が・・・』

という人は一旦手持ちのカードを整理してみることをオススメします。

私の場合は【トレトク買取】にお願いしています。

段ボールや梱包材、テープなどはすべて準備してもらえます。(自宅まで送ってもらえます)

私は単純なんでここに惹かれました(笑)



買取価格のリストも見やすく便利です。

~宣伝終わり~

話を戻しますが、偽物が多く出回る今こそ正しい知識をつけて偽物を買わないように自己防衛していきましょう!

【2021/1/28 追記:大手ショップが偽物を買い取ってしまった・・・】

MTG専門店晴れる屋で偽物を買い取ってしまうという事件が起きたようです。

動画では見た目、重さ、ライトチェックをされていましたが、ツイッター上で【ガイアの揺籃の地/Gaea’s Cradle】について、他にも違いが紹介されていました。

【偽物】

 

【本物】

テキストの文字に違いがあると思います。

ガイアの揺籃の地のfoilは赤丸内のPlが少しずれているのに対して、偽物はPlがきれいに並んでいます。

ズレているのが本物!

ちなみにnonfoilのガイアの揺籃の地はPとlがまっすぐ並んでいます。

こちらはこれが正解です。

この知識を頭に入れてメルカリを見に行くと偽物のガイアの揺籃の地foilが売れてしまっているのがわかります・・・。

大変残念ですが、不自然に安いもの違和感を感じるものに手を出すのはやめましょう。

【2021/3/14 追記:プロキシを販売するサイトが存在する】

少し前にこの記事にコメントをくれた方が教えてくれたのですが、海外にはプロキシを販売しているサイトがあるようです。(しかもすごい量・・・)

【注意喚起】

『海外プロキシ販売サイト』

プロキシはこんな風に格安で販売されています。

『お!いいサイト教えてもらったラッキー♪』

と考えてしまった人がいるなら、思いとどまってください。

所詮は偽物です。

バレてしまえばただのゴミに変わります。

更に逮捕される可能性まであるのです。

そこまでのリスクをとってまでする価値があるのでしょうか。

最近のトレカ界隈では、偽物の流行に警戒心を抱く人が多くなっています。

この記事で紹介している偽物を見分けるグッズもしっかり売れています。

ここまで危険視されるまではうまく捌けたかもしれませんが、今はなかなか難しいですよ。

おそらく偽物を仕入れて売る人って『楽してお金を稼ぎたい人』だと思うんですよね。

犯罪に手を出していろんなリスクを抱えるくらいなら

たった数万円かもしれませんが、簡単で安全な稼ぎ方をした方が賢明ですよ。

この記事で紹介している方法は私が実践したものです。

『金もかからない』『手間も少ない』『簡単』『安全』なこっちの方がよっぽど良くないですか?

(ちゃっかり他の記事も読ませようとするな!とか言わないでね)

ここまで少し長くなりましたが、偽物を掴まれる人、偽物でお金稼ぎをしようと考える人が少しでも減って欲しいと思います。

MTGは元祖トレーディングカードゲームでゲームとしても資産としても大変価値のあるものです。

この価値はMTGに関わる全ての人によって形成されていると考えますので、この先も長く続くMTGをみんなで守っていきましょう。

こちらは物理的にカードを守る方法です!

あなたにとって大切で価値ある1枚をしっかり守る方法を紹介していますので読んでみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


コメント

  1. yoshiharu より:

    はじめまして。
    自分もマジックのフェイク問題には関心があり色々と調べておりました。
    最近、Twitterで

    https://www.mtgproxyking.com/

    という、プロキシの名目でかなり精巧なフェイクを販売しているサイトすらあることを知りました。

    防衛側プレイヤー・コレクターもこういったサイトの存在を知っておくのも一つ大事かなと感じました。

    • monozuki より:

      はじめまして!コメントありがとうございます。
      早速サイトを拝見させていただきました。
      恐ろしいの一言です・・・。
      情報の共有とてもありがたいです。
      こういったサイトやフェイクの存在を少しでも多くの人に認識してもらい自己防衛に努めてもらいたいですね(涙)

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