【MTG】再録禁止カードはなぜこんなに高騰するのか

MTG(マジックザギャザリング)

どうも、Monozukiです。

皆さんはMTGの『再録禁止カード』をご存じでしょうか?

そのままですが、今後一切このカードを再録しません!とされたカードたちです。

ですので、今現存する枚数以上に増えることが無いので貴重なカードたちと言えるでしょう。

今回はそんな再録禁止カードの高騰について書いていこうと思います。

『再録禁止カード』って何?

再録禁止カードをご存じでない方のために、一覧をつけておきます。

MTG Wiki 再録禁止カード一覧

(リストを貼り付けるだけの横着をお許しください)

リミテッド・エディション ~ ウルザズ・デスティニーの中に再録禁止とされたカードが存在します。

リミテッド・エディションと言えば、かの有名な『パワー9』が収録されています。

『再録禁止』と言うと

バランスを壊すほど強いカードだったのかな?

なんて思う人もいるかもしれませんが、実はそうではなくあくまで『シングルカード』の価値の暴落を防ぐためだったりします。

公式再版ポリシーは、シングルカードの販売などを行うセカンダリー・マーケットに対して、再版によって指定されたカードの価値が暴落する可能性の無いことをアピールする目的で設けられたものである。他のウィザーズ社による再版・印刷禁止に指定されたカード同様、ゲームバランスの崩壊を防ごうとするものではない。そのため、公式再版ポリシーによる再録禁止カードのリストにはいわゆるカスレアなども含まれる。

MTG Wiki 再録禁止カードより”

年々高騰し続けているカードたち

そんな再録禁止カードたちですが、ここ最近の高騰具合が異常です!

私の大好きな『ウルザ・ブロック』のカードたちも漏れなく高騰しちゃってます。

ただ「何需要?」と突っ込みたくなるカードまで上がっているので、投資目的の買い占めかな?って感じたり。

再録禁止カードすべてを確認すると日が暮れそうなので

ウルザ・ブロックの再録禁止の現状を確認して行きましょう。

※ 2021/4/21の価格(晴れる屋 状態:NM)

『ウルザズ・サーガ』

『ウルザズ・レガシー』

『ウルザズ・デスティニー』

ずらりと並べてみました。

ウルザ・ブロックだけでも結構な枚数です。

今の環境で全く使われていないカードであっても、なかなかいい値段が付いていますね。

ほとんどのカードが一年前と比べて倍近い価格になっています。

晴れる屋の販売ページで『週間販売数』を見ることができますが、『一週間でこんなに売れてるの!?』って枚数が売れていました。

『ウルザ・ブロック』週間販売数ランキング5

第5位

週間販売数 49枚 『金属細工師』

手札にあるアーティファクトを1枚公開するたびに無色2マナを生み出す強力なクリーチャーですね。レガシーで大活躍の一枚!ランクインは納得ですね。

第4位

週間販売数 54枚 『記憶の壺』

発売後1ヶ月で禁止になった伝説を持つカードです。使用できるフォーマットはヴィンテージのみで、そのヴィンテージでも制限カードとなっています。一時的とはいえカードを7枚も引けてしまうのは強力すぎましたね。ただ、このカードが一週間でこんなに売れるのは不思議に感じました!

第3位

週間販売数 60枚 『ヨーグモスの取り引き』

マジック史上最も美しいコンボデッキと言われる『ピットサイクル』のキーカードです。スカージの使い魔とのコンボで、大量ドローと大量マナを同時に発生させることが出来てしまいます!

ただ、このカードもヴィンテージでしか使えないため、ここまで高騰する理由がわかりません!再録禁止ってだけで誰か買い占めてるんじゃないですか!?

第2位

週間販売数 65枚 『マスティコア』

当時のスタンダードで様々なデッキのフィニッシャーを務めた最強カードです!マスティコアが活躍していた時代を知る人にとっては憧れであったり、トラウマであったりと印象深い一枚ではないでしょうか!?

私はこのカードが大好きです!

今はどのフォーマットでも活躍はしていないと思うのですが、強いて言うならミドルスクール・・・?この価格でこんなにも売れる理由はわかりません!

私と同じでマスティコアのファンが多いのでしょうかね!?(違)

第1位

週間販売数 124枚 『火薬樽』

驚きの一枚です!

まさか火薬樽がこんなにも売れるとは・・・。再録禁止の買い占めというよりは、誰か無限回集始めた?って思っちゃいました(笑)

ネビニラルの円盤の亜種として作られたのですが、それ以上の使い勝手の良さに人気を博したカードですね。

このカードのファンも相当多いと思われます!

なぜこんなにも売れたのかわかりませんが、1位おめでとうございます!(笑)

再録禁止カードはなぜこんなに高騰するのか?

主な要因は3つあります。

  • 現役で活躍するカードである
  • コレクションとして集められている
  • 投資目的で買われている

これが高騰する理由でしょう。

現役で活躍するカードである

再録禁止カードの主な戦場は『レガシー』『ヴィンテージ』『EDH』です。

特に最近はEDHの人気が凄く、再録禁止カードも多く採用されるため価格が高騰しています。

EDH需要で高騰しているカードは日本語版よりも英語版のほうが高い傾向があります。

今でこそ日本でも人気が出てきているEDHですが、海外での人気はそれ以上のものとなっています。

コレクションとして集められている

MTGは歴史のあるカードゲームです。

コレクターも多く、再録禁止カードを集める!という人も当然存在します。自分もマスティコアというカードが大好きなので数十枚所持しています。

このように何人ものコレクターが同じカードを複数枚所持することにより、確実に在庫が減っていきますので市場に出回るカードの価格が上がってしまいます。

マスティコアが欲しかったのに!!という人がいたらすいません(笑)

投資目的で買われている

次の要因である『投資による高騰』ですが、こちらは近年の再録禁止カードやMTGのカードの高騰に目を付けた人たちが買い占めをしている可能性がある。というものです。

ただし、こちらの可能性はありますが、実際に『買い占めたよ!』という発言をしている人を見かけたことは無いので事実確認はできておりません!

(わざわざヘイトを引くようなマネをするわけないですが・・・)

おわりに

なぜ再録禁止カードが高騰するのか!?については以上の理由からだと考えられます。

MTG人気はいまだに衰えることを知らずにカードの需要が高まる一方です。

そんな中枚数の限られるカードがあるとなると・・・ね?

再録禁止カードの高騰に悩むプレイヤーもいれば、投資として買い集めて高騰を待つ人もいる。

一つのトレーディングカードゲームでこんな楽しみ方もあるんだな~と感心してしまいます。

楽しみ方は人それぞれですから、買い占め反対!とは言いづらいですが

『買い占め反対です!!』

と心の中で叫んで今回の記事は終わりにしようと思います。

ちなみに、『高額カード欲しいけど、どうしようかな~?』って悩んでいる人はこちらをどうぞ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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